世代間の差について

グローバル化、ハイテック化がすすめばすすむほど世代間の差が開いていっているようだ。なにの差かというと人が生きるために何を大事にするのか、何を優先するのか、何をかっこいいと思うか、だ。
昭和の懐疑主義はきらいだけど、それをよしとしている上の世代が嫌いなわけではない、むしろ大好き。かれらを否定する声もあるけれど、一昔前はそれがスタンダードだったんだし、正攻法だったんだからよいのだ。なんだかんだいって上の世代に助けてもらいつつ、また上の世代に反発していかなければならない。
若者は悔しい気持ちがなにより大切なんだ。空回りしてあがいてなけばいい。コンプレックスの塊になればいいんだ。
上の世代は下の世代を見ながら自分が若いころもこうも生意気言って、空回りして、ばかみたいだったんだなあと思うんじゃなかろうか。もし自分が'上の世代'になったときに、下の世代へいろいろものを言える人間になりたい、そのためにはいろいろ経験しなくちゃならん。
仕事ができる人間、いい人、話のうまい人、よりも他者の相手の立場にたち話しのできる人間になりたい。ただの優しい人ではない、言葉に説得力のある人間になりたい、と思う。