なでしこジャパンの美しさ

ついにオリンピックがはじまった!私は2年おきに夏季冬季ともにいつもい〜つも楽しみにしています。

WCのサッカーの快挙もあり、女子選手に注目が集まる昨今。

どうしてなでしこジャパンは美しいのか!?という点について考えてみました。

ピッチで走っている姿はもちろん、インタビューの受け答えや試合へ臨む姿勢などがものすごく、「かっこいい」ことはみんな感じていると思う。「覚悟ができている」「たくましい」などの言葉はよくきくけど、「きれい」「美しい」はあんまり聞かない気がするのよね。。。

でも!私は正直「美しい」と思います。選手のりりしさといったら、ないですよね。

いつでしたかテレビで中国人男性が日本人男性は日本人女性の美しさをはきちがえているような気がする、と言っておりました。

日本人の男の人は、厳しい顔の女は”美人”とみなさないようだ、と。バイタリティの高い女性を嫌う傾向が強い、とも。

そして日本人女性が考える、美しさも、よくいう過剰な美白羨望によりなんだかうさんくさい美となっているんじゃないだろか。
しみ・しわがあると老けて見えるから。そしてその切望にこたえるべくいまはエイジングケア、リンクルケア商品にがごまんとある。

でもでも
正直、私思うのです。
疲れによる”老け”は醜いかもだけれど、
人生経験による”しわ”は美しい!

ディスカバリーチャンネルにでてくる地質学者のオバチャンとかめっちゃかっこいい。ジーパンとシャツなのに、それはそれはきれいなんですよ。
たぶんそれは彼女がさまざまな経験をしているからなのでは、と思います。有名大学で講演したりもするし、ジャングルにいって川の水だけで顔だけを洗って一日中歩き回ったりもする。

今オリンピックに出場しているようなアスリート達があんなにかっこよく、美しくみえるのは、数多くのプレッシャーに打ち勝って、”成し遂げてきた”経験による誇りと、関係者や家族など周囲の人への優しさを大切にしているから。

ひやけしてて、まっくろになって、ボールをおいかけて
国旗を背負ってピッチをかけずりまわる彼女たちは、
サッカーの技術ももちろん、サッカーに対する姿勢(=生きる姿勢なんだと思う)
プラスひやけ具合や必死な顔も、
プラス悔し涙も
ぜ〜んぶ含めての、
美しさ

なんじゃないのかしら。

過剰に装うより、内面の美を大切にしたいものです。